2008年06月28日

女性にも多い痔

痔は、男性に多い病気というイメージがありますが、厚生労働省によると、痔の診察を受ける方の45%が女性だそうです。痔には、男女一律にこの病に悩まされていると言う事になります。

痔のタイプでは、いぼ痔は男女共に多く、女性で2番目に多いのが切れ痔裂肛)です。これは、女性が便秘しやすい事と関係があります。

女性が痔になりやすい要因としては、女性特有の妊娠出産と、痔の最大の原因である便秘症が女性には多いことがあげられます。

もともと女性は、男性より便秘しやすい生活環境にあります。
たとえば、女性は仕事中や外出中に便意をもよおしても、我慢しがちです。
また、スタイルを気にしてダイエットすることが多いので、食事の量が減り、便秘になりやすくなるのです。
さらに、生理前には、ホルモンの作用で腸の働きが鈍くなるので、腸の蠕動運動ぜんどううんどう)が弱くなり便秘になりがちです。便秘になった女性が硬い便を、いきんで無理に出そうとすると、切れ痔(裂肛)になるケースが多いのです。

女性の場合、今まで痔になったことがなくても、妊娠・出産後に痔になってしまう人が多いです。
これは、妊娠中は大きくなった子宮が直腸を圧迫するために、肛門や直腸周辺に集中している細い静脈がうっ血し、痔になりやすくなるためです。また、分娩のときに、いきむので腹圧によって肛門が脱出し、痔になることもあります。

女性にも多い痔 最終更新日:2008.06.28